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☆ 鉄輪エッセイ vol-3 ☆
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    『湯治・・・その1

     

    今日は鉄輪の原点『湯治』を。

    『湯治』とは読んで字のごとく「お湯(温泉)で治す」と書きます。

    鉄輪は古くから湯治場として栄えてきたといわれています。

    私が鉄輪へ嫁いできた昭和60年代もひと昔前よりは少なくなったとはいえ、まだ多くの湯治客を湯治宿いわゆる『貸間旅館』が迎えていました。(ここでまた新しいキーワードですね。。。貸間)

    ひと言で湯治客と言っても湯治に来る目的は様々です。

    本来の字のごとく「お湯で治す」を目的として鉄輪へやってくる湯治客。

    泉質や利用の仕方等でそれぞれではあるが、温泉には体を温めて血液の循環を促進し、組織への酸素や栄養素の供給量を増やす。また筋肉や関節のこわばりを和らげ、病みを鎮める働きもあるとされている。このほかに喘息・皮膚病・糖尿病・胃腸病・貧血・創傷治癒に働くとされています。

    湯治が庶民の風習として確立されたのは江戸時代と言われています。昨今の医療の進歩、薬の進歩、健康情報の安易取得の難しかった頃は病を治す最も身近な一つとして温泉があったようです。

    鉄輪の湯治客は

    1. 温泉療養で持病を治すまたは和らげる。(一人や二人などの少人数)
    2. 療養と娯楽を兼て家族・親戚・知人等と滞在する。(5名から10名くらいの小団体が多い)
    1. の湯治客は少人数で長期滞在する人が多く、ジモセン(地元の温泉)の中でもむし湯(温泉の蒸気を利用した蒸し風呂)やすじ湯(浴槽に水道水がなく加水できない為源泉100%のお風呂)を好んで利用していた人が多いようです。
    2. の湯治客は、第一次産業(農業・漁業従事者等)が多かったようです。田植えが終わった後、刈り入れが終わった後など、体の療養と「お疲れ様」という労働に対するご褒美もあったのかも(笑)。漁師さんなどは禁漁期間などの利用も多かったようです。

    核家族化の進んでいない頃は、年に数回じいちゃんとばあちゃんが鉄輪へ湯治に行くということが、嫁さん孝行だったのかも知れませんね(^_^😊

    春休みなどは孫まで連れての鉄輪湯治。温泉祭りが賑やかりし頃です。

    この頃の湯治客はほぼ常宿が多く、決まった宿に泊まる人が多かったようです。

    が、たまに熱の湯や渋の湯すじ湯などで、湯治客どうしで宿の情報交換なども行われていたとか。。。

    そういえば各宿のセッタや傘にはそれぞれの屋号が入っていたのですが、よその宿のセッタがあることは日常茶飯事。。。外湯で換わってしまったセッタや傘をそれぞれ宿にもっていくのも、女将さんたちの仕事だったようです(^_^😊

    この頃の湯治客は貸間宿とは何十年の付き合い。。。今では考えられませんが、お互い子供や孫への代替わりの後も続いていたようです。

    なんか書き出したら止まらなくて、まだ湯治その1なのに(^_^😊

    今日はこの辺で。。。湯治 その2は後日。。。

     

    posted by: irifunesou | - | 14:28 | comments(0) | - |